講習のテキストについて

現在、すたでぃあっとの「講習」ページでは、生物基礎のセンター対策向けにテキストを無料ダウンロードできるようにしています。

教諭時代、当時の受験生から評判の良かった内容を更に練り直して再編しています。

(このテキストと模試で力をつけた生徒はセンターで満点を取っていきました。ちなみにテキストは8割得点を目標にしています。)

 

お勧めの使い方は、とにかく問題の文章を読み込むことです。問題が解ける解けないは入試本番だけで良いです。文章全てを理解し、自分で説明できるかにこだわりましょう。

 

さてさて、テキスト作成について。特に苦労しているのは図と問題。図はお手製です。問題も教諭時代の頭が邪魔をしてベタなモノしかまだ書けないんだな。どこかで見たような問題もあるかもしれないけれど、凝り固まってしまった頭の弊害ですね。基礎は大事なんだけど、ベタベタすぎるのは皆さんも学校で勉強しているだろうし、早く脱却してより良いものを目指しますね。

 

そんな中、本日公開したテキストの「演習問題9」はなかなかの力作。

新傾向になるのかなあ。知識にとらわれないように作ったつもりです。是非是非トライしてみてください。(なぜ板尾くんなのか、なぜ石谷先生なのか。考えてみるのも良いですね。どうでもいいことですけど笑)

 

もう一つ。

このサイトは全国の様々な方にご覧いただきたいと思います。このサイトが気に入った方は、どんどん広めていってほしいです。。。

また、「これは何ですか、こうしたらいいんじゃないの、頑張れ!」など質問・意見・応援メッセージなどがあると私も更に成長できるかと思います。ぼちぼち「問い合わせ箱」なるものを作ろうと思います。できたらアナウンスします!

 

以上、宣伝でした。

 

リアカー無きK村

【リアカー無きK村、動力、借りようとするもくれない馬力】

 

高校化学を勉強した方なら聞いたことのある呪文ですね笑

いわゆる炎色反応を示す金属の名前とその色についてゴロで表現したものです。

こんなもの覚えたって何にもならない、と思ったあなたは正解。ほとんどの人には役に立たない知識です‼笑

 

知識としては役に立たないのかもしれないけれど、炎色反応は身近にあるんですね。

先日、花火大会に行ってまいりました。まともに花火大会に足を運んだのは4,5年ぶりでしょうか。

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花火が始まる前。夕日がきれいです。この日は程よく風も吹いていて、花火を見るには良い天候!

 

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ご覧ください!きれいな花火を!!

これが炎色反応。ベタですが、これ意外に知らない人もいるんだよ。

 

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炎色反応なんて、試験にパスするための知識に過ぎなくて、ほとんどの人にとって将来何の役にもたたない!と書きました。まあでも発想の転換。これを逆手にとりましょう。

例えば、愛しの彼女とデートに行ったとして、

彼女「わぁ、きれいな花火!」

あなた「これはね、炎色反応というんだ。あ、あの黄色いのはナトリウムだよ。うおおー!すごい、すごいぞ!今度はストロンチウムだ!あの緑は銅かな?君は何の金属の色が好きなんだい?」

彼女「・・・。」

炎色反応マニア「おや、君、金属の炎色反応を知っているのかい?私は地元じゃ負け知らず、炎色反応マニアだ。私はこの炎色反応を見続けてもう50年になるよ。君の炎色反応に対する情熱を聞かせてもらったよ。このような色のことを私は線スペクトルと呼んでいてね。線スペクトルとは、、、うんぬんかんぬん」

あなた「うおおおーー!」

 

このように、花火大会が盛り上がること間違いありません。

 

 

これはわかりやすい!↓↓

花火の色のひみつ|キヤノンサイエンスラボ・キッズ

 

世間では食レポが流行っているらしいね

朝のニュースを見ました。

最近の人たちは自分たちで「食レポ」をして動画をSNSなどにアップしているらしいです。ちょっと前まではインスタとかツイッターとかで写真がメインだったのに、今や動画で詳細を語るようになってきているようです。

私も高校生・大学生の時などに、お遊びでそのまねごとをやってみんなで盛り上がったこともありましたが(笑)、実際あれ難しいんだよね。

「うまい!」とか「いい香り!」ぐらいしか思い浮かばない。

 

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先日、出張で浜松に行ったときです。たまたま見つけたR&Rというラーメン屋さんに行きました。店内がこれがまた非常にオシャレです。雰囲気いいですよ。

券売機で券を買い、席に座り、道産子ソウルフードラーメン。さっそく注文しました↓

 

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おいしそうでしょ?こう見えて意外に量があります。牛・豚・鳥の3種類のチャーシューが入っております。個人的には豚が美味しい。やっぱりチャーシューは豚ですね。スープは見た目の通りさっぱりとした後味です。ただ、少し塩分強めなんだよね。そこが惜しい。。。

しかし幸い、この猛暑(気温35℃なんて当たり前です)。汗をかき、塩分を欲していた私にとっては最高のごちそうとなりました。

サイドメニューの牛すじカレーっていうのもあるんだけれど、あれもおいしそうだったな。チーズも乗ってて、仕上げにバーナーで焼いていた。

 

食べたいなぁ、また行こう。

 

若者に負けないように頑張って書いた食レポ?に感銘を受けた方、是非行ってみて。

Soul Noodles THE R&R

https://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22031544/

近藤善文展に行ってきた

少し前の話ですが、近藤善文展に行ってまいりました。

近藤善文さんは「耳をすませば」の監督でご存知の方が多いのではないでしょうか。

他にも「火垂るの墓」のキャラクターデザイン・作画や「魔女の宅急便」の作画監督もされています。

 

久々に美術館へ行ったのでテンションが上がりましたね。

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写真撮影OKのコーナーにて。見よ、この少年のような輝いている顔!

 

今のご時世、様々な描画ソフトが出てきていますよね。絵は人並みに描ける人でもこのソフトには到底かなわない、というぐらい上手な絵が描けるそうです。絵を描く、というような職業も肩身が狭くなっているのでしょうか。

でもどうなのでしょうね。実際に美術館に足を運んで、原画・設定資料・苦労したあれこれ、、、何かを見ていると、やっぱり絵を描く人間は必要だなと確信します。

 

ここで知ったのですが、近藤さんは47歳という短い生涯の中で、個人作品を殆ど出していないとのこと。唯一?の個人作品も展示してありました。日常生活を暖かく描写していて、人柄がわかるようです。良かったですよ!

 

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人間はきっと「勝負できるもの」というものを必ず持っていると思うのです。(自分も持っていると信じたい笑)

大切なのは、きちんと勝負に持ち込めるかどうか(チャンスを自分でつかめるか)じゃないかなあと思います。そのためには、常にアピール。自分を、情報を、発信することじゃないですかね。

次回以降のブログでも書きたいのですが、「考えているだけ」は非常にもったいない。

その考えを如何に行動へ移すかが大事だと思います。

 

・・・なんて偉そうなことを内に秘めながら、近藤さんの作品を拝見させていただきました。

近藤善文展は2018年9月9日まで、浜松美術館にて行われています。

www.ghibli.jp

もし、息抜きしたい方がいればお勧めです。

 

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【生物おすすめ参考書2】マンガでわかる生化学(「生物」を勉強する人向け)

生物の中でも好き嫌いが分かれてしまう「代謝」の分野。

結局のところ暗記になってしまうのが悲しいところですが、

それは受験だけの話で、

実は生体内の現象を考えるうえで楽しい分野であったりします。

 

・・・とはいっても、なかなか頭に入らないのが現実。

 

そんな皆さんにおすすめの参考書(…というかマンガ?)です!

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この『マンガでわかる生化学』は高校生のみならず、大学生・学び直しの社会人にもおすすめ。

代謝の概要のみならず、細かい知識も、わかりやすい図で解説してくれます。

オマケで、酵素について(ミカエリスメンテンの式など)や分子生物学の基礎(DNAやRNAなど)についても解説されており中々お得ですよ!

 

 

ここで豆知識。

生物の勉強は覚えることが多いです。

クエン酸回路のように

オキサロ酢酸、アセチルCoA、クエン酸、αケトグルタル酸、スクシニルCoA、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、ここで二酸化炭素が取れて、ここでNADHができて・・・など細かく覚えたいところですが、

まずは「反応の概要を覚える」事が大切です。

例えば、「クエン酸回路は、二酸化炭素が出てきて、NADHとかFADH2とかも出てくる。」みたいな感じ。これができたらいよいよ細かく覚えていきましょう。

 

この参考書は、概要をとらえて細かく覚える事に適している良書です。

是非、おためしあれ。

 

 
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【生物おすすめ問題集1】生物基礎問題精講

生物は「暗記」ではなく、「理解」をすることが重要です。

一問一答のような用語暗記問題集もあるのですが、

私はやはりこの問題集をおすすめします。王道中の王道なのですが、使いやすい!

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※昔の問題集は右。生物Ⅰ・Ⅱの時代です。

 

良いところは、

「個別学力試験(大学二次試験)の入門書として敷居が低い」というところ。

具体的には、、、

・リード文を中心とした問題構成(大学入試問題が使われています)で、一問一答に終わらない。

・基本的に見開きで問題と解説が載っているため、見やすい。

・コンパクト。生物基礎と生物が約290ページで復習できる。

・解説が絶妙に詳しい。(足りないところは別で補充する必要はありますが、基本的な用語チェックには効果絶大!)

・この問題集を2、3週復習するとセンターの得点も7~8割は固い、はず。

 

もう少しなところは、

・各テーマにおいて問題がそれぞれ1,2種類しかない。演習としては物足りないと感じる人もいる。

・初心者には少しレベルが高い。

・論述問題の解答ポイントが不足しているため、学校の先生や生物に詳しい人に添削を受ける必要が出てくる。

等です。

 

大切なのは、

「リード文で授業内容の復習」と「内容の理解」をするということ。

解答なんかは数回解けば覚えます。しかし、皆さんが受験する時に取り組む問題が全く同じである可能性は極めて0に近い。

大切なのは、リード文が何を伝えようとしているのか、どんな内容に関しての問題なのか、など単元の概要を押さえることにあります。

 

よって、

おすすめの使い方は

①授業が終わったらその単元の問題に取り組む。

②意味が分からない用語はチェックしておく。

③適当に問題を解いて、解答解説を詳しく読む。

④チェックしたわからない用語を調べ、ノートや参考書にメモしておく。

⑤もう一度リード文を読み、リード文の内容でわからないことがないか確認する。

このサイクルで⑤を完成させましょう。とにかく、生物に関する文章を「多読」しましょう。情報は調べて「ふ~ん」でOK。完全に暗記しないでください。とにかくたくさんの情報を「浴びる」こと。ただ、「繰り返し」情報を浴び続けてください。

 

…実は、この問題集。過去に私が独学で生物を始めたときに最初に取り組んだ問題集です。3カ月で5週はしました。センターの生物が??だった私も、勉強した後に取り組んだセンター過去問などでは、8~9割の範囲で得点できるようになりました。

使い方次第ではなかなか効果のある一冊かと思います。

 

注意:この効果には「個体差」があります。自分が取り組みやすい問題集を選ぶことが大切です!あくまでも参考までに!

 

 
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【生物おすすめ参考書1】生物合格77講完全版

「とにかく生物の参考書が欲しい!」と思って本屋さんに行くと、

参考書の多さに圧倒され、どれが良いのかさっぱりわからなくなってしまう。。。

 

という方にお勧めの一冊が、生物合格77講完全版(東進ブックス)です。

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でーん

 

良いところは、

・フルカラーで読みやすい。

・とにかく図やイラストが多く、文章を細かく読まなくてもイメージをつかみやすい。

・情報がある程度詳しく載っている。例えば、分子生物学分野では、DNAのメチル化とかライオニゼーション(名古屋大・東大に出題があったような)なんかも書いてる。

といったところです。

 

個人的にもう少し欲しいところは、

ノックアウトマウスについて(大学の個別学力試験でようやくお目にかかる程度の高度な内容ですが、せっかくなので載せてほしかった。)

・各講ごとに示されている達成目標を問題形式にしてほしかった。

ですかね。

 

 

それで、ボリュームがとにかくあります。

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※愛用のウォークマンと比べてもその厚さは歴然。800ページ近くあります。

 

一から最後まで読むわけではなく(読める時間があればその方がいいけど。)、

辞書として使いましょう。

授業で先生が、伴性遺伝だの、岡崎フラグメントだの、コアセルベートだの、IgEだの良く分からないワードを炸裂させたなら、すかさずチェックです。

本当にマニアックな情報でない限り、大学受験に必要な内容はここに収められています。生物を独学で初めて学ぶ人にも優しい内容になっているので、手に入れておきたい一冊です。少しお値段しますが。

 

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