【生物おすすめ問題集1】生物基礎問題精講

生物は「暗記」ではなく、「理解」をすることが重要です。

一問一答のような用語暗記問題集もあるのですが、

私はやはりこの問題集をおすすめします。王道中の王道なのですが、使いやすい!

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※昔の問題集は右。生物Ⅰ・Ⅱの時代です。

 

良いところは、

「個別学力試験(大学二次試験)の入門書として敷居が低い」というところ。

具体的には、、、

・リード文を中心とした問題構成(大学入試問題が使われています)で、一問一答に終わらない。

・基本的に見開きで問題と解説が載っているため、見やすい。

・コンパクト。生物基礎と生物が約290ページで復習できる。

・解説が絶妙に詳しい。(足りないところは別で補充する必要はありますが、基本的な用語チェックには効果絶大!)

・この問題集を2、3週復習するとセンターの得点も7~8割は固い、はず。

 

もう少しなところは、

・各テーマにおいて問題がそれぞれ1,2種類しかない。演習としては物足りないと感じる人もいる。

・初心者には少しレベルが高い。

・論述問題の解答ポイントが不足しているため、学校の先生や生物に詳しい人に添削を受ける必要が出てくる。

等です。

 

大切なのは、

「リード文で授業内容の復習」と「内容の理解」をするということ。

解答なんかは数回解けば覚えます。しかし、皆さんが受験する時に取り組む問題が全く同じである可能性は極めて0に近い。

大切なのは、リード文が何を伝えようとしているのか、どんな内容に関しての問題なのか、など単元の概要を押さえることにあります。

 

よって、

おすすめの使い方は

①授業が終わったらその単元の問題に取り組む。

②意味が分からない用語はチェックしておく。

③適当に問題を解いて、解答解説を詳しく読む。

④チェックしたわからない用語を調べ、ノートや参考書にメモしておく。

⑤もう一度リード文を読み、リード文の内容でわからないことがないか確認する。

このサイクルで⑤を完成させましょう。とにかく、生物に関する文章を「多読」しましょう。情報は調べて「ふ~ん」でOK。完全に暗記しないでください。とにかくたくさんの情報を「浴びる」こと。ただ、「繰り返し」情報を浴び続けてください。

 

…実は、この問題集。過去に私が独学で生物を始めたときに最初に取り組んだ問題集です。3カ月で5週はしました。センターの生物が??だった私も、勉強した後に取り組んだセンター過去問などでは、8~9割の範囲で得点できるようになりました。

使い方次第ではなかなか効果のある一冊かと思います。

 

注意:この効果には「個体差」があります。自分が取り組みやすい問題集を選ぶことが大切です!あくまでも参考までに!

 

 
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