【生物おすすめ参考書2】マンガでわかる生化学(「生物」を勉強する人向け)
生物の中でも好き嫌いが分かれてしまう「代謝」の分野。
結局のところ暗記になってしまうのが悲しいところですが、
それは受験だけの話で、
実は生体内の現象を考えるうえで楽しい分野であったりします。
・・・とはいっても、なかなか頭に入らないのが現実。
そんな皆さんにおすすめの参考書(…というかマンガ?)です!
この『マンガでわかる生化学』は高校生のみならず、大学生・学び直しの社会人にもおすすめ。
代謝の概要のみならず、細かい知識も、わかりやすい図で解説してくれます。
オマケで、酵素について(ミカエリスメンテンの式など)や分子生物学の基礎(DNAやRNAなど)についても解説されており中々お得ですよ!
ここで豆知識。
生物の勉強は覚えることが多いです。
クエン酸回路のように
オキサロ酢酸、アセチルCoA、クエン酸、αケトグルタル酸、スクシニルCoA、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、ここで二酸化炭素が取れて、ここでNADHができて・・・など細かく覚えたいところですが、
まずは「反応の概要を覚える」事が大切です。
例えば、「クエン酸回路は、二酸化炭素が出てきて、NADHとかFADH2とかも出てくる。」みたいな感じ。これができたらいよいよ細かく覚えていきましょう。
この参考書は、概要をとらえて細かく覚える事に適している良書です。
是非、おためしあれ。
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