近藤善文展に行ってきた
少し前の話ですが、近藤善文展に行ってまいりました。
近藤善文さんは「耳をすませば」の監督でご存知の方が多いのではないでしょうか。
他にも「火垂るの墓」のキャラクターデザイン・作画や「魔女の宅急便」の作画監督もされています。
久々に美術館へ行ったのでテンションが上がりましたね。
写真撮影OKのコーナーにて。見よ、この少年のような輝いている顔!
今のご時世、様々な描画ソフトが出てきていますよね。絵は人並みに描ける人でもこのソフトには到底かなわない、というぐらい上手な絵が描けるそうです。絵を描く、というような職業も肩身が狭くなっているのでしょうか。
でもどうなのでしょうね。実際に美術館に足を運んで、原画・設定資料・苦労したあれこれ、、、何かを見ていると、やっぱり絵を描く人間は必要だなと確信します。
ここで知ったのですが、近藤さんは47歳という短い生涯の中で、個人作品を殆ど出していないとのこと。唯一?の個人作品も展示してありました。日常生活を暖かく描写していて、人柄がわかるようです。良かったですよ!
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人間はきっと「勝負できるもの」というものを必ず持っていると思うのです。(自分も持っていると信じたい笑)
大切なのは、きちんと勝負に持ち込めるかどうか(チャンスを自分でつかめるか)じゃないかなあと思います。そのためには、常にアピール。自分を、情報を、発信することじゃないですかね。
次回以降のブログでも書きたいのですが、「考えているだけ」は非常にもったいない。
その考えを如何に行動へ移すかが大事だと思います。
・・・なんて偉そうなことを内に秘めながら、近藤さんの作品を拝見させていただきました。
近藤善文展は2018年9月9日まで、浜松美術館にて行われています。
もし、息抜きしたい方がいればお勧めです。