【生物おすすめ問題集2】生物基本徹底48
生物や生物基礎で記述試験を控える受験生のうち、「市販の問題集が少し難しい」と思っている方にお勧めです。
基本的な用語や、入試で問われやすい「定番問題」がある程度載っています。生物上級者もいったん難しい勉強をやめて、息抜きにページをめくると意外に自分の弱点が分かったりします。
[良い点:入試レベルに挑む前の基礎固めにはうってつけである。]
・各テーマ4ページに収まっている。(ページ構成のイメージは、1ページ目に用語穴埋め、2ページ目に定期試験レベルの簡単な一問一答問題、3~4ページ目に入試問題)
・一問のボリュームが小さいため反復学習に適している。
・基礎基本を復習するのに適している。
・「生物」と書いておきながら、「生物基礎」の「体内環境」も掲載されている。(体液・免疫・肝腎・尿生成・自律神経ホルモン・血糖体温調節)
[足りない点]
・解答解説が淡白である。(もっと詳しく書いてほしい!という人には不向き)
・完全な問題集なので、要点のまとめのような記事に期待できない。
・ある程度生物で得点できる人は簡単すぎる。
ページは問題で200ページ。解答で32ページ。このボリュームで生物基礎と生物ができるのであればお得ではあります。入試レベルの前に、基礎固め・確認したい!と強く願う方には良いと思います。
生物基本徹底48 (駿台受験シリーズ) [ 大森徹 ]
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