【おすすめ本1】英語で学ぶ生物学

そういえば過去に医学部編入試験を受けていた私。(筆記はパスしていましたが、受験した全ての大学の面接落ち。。。笑)

 

中でも、とある大学の生命科学の試験は80%くらいの得点でした。(試験は医学部2年生までの間に学ぶ基礎医学のレベル、みたい。手当たり次第勉強していたから良く分からない笑)・・・にもかかわらず、英語は60%。英語の筆記試験がどうやら苦手だったみたいです。

そんな苦手意識を持ってしまっている私も、生物学を学ぶとなると英語でもなんでも読みたくなってしまうのです。

 

英語に抵抗があるんだけれど、生物学に興味がある、という方にはこの本がお勧め!!

f:id:studyat:20180815155252j:plain

いわゆる高校の問題集のような全訳は一切ありません。けれども、これが面白いのなんの。

構成は、まず本文(全16トピック)があり、その次に、問題があります。問題は、英単語を表にまとめる、True/Falseの選択問題、英訳問題、英文で解答する問題。

これら問題を丁寧に解いていくと、本文がより鮮明に理解できるようになり、気が付くと簡単な英語は読めるようになっていきます。(本当に私は英語が苦手です。生物が好き、の一心で取り組んでもまあまあ成果がでました。)

150ページ程度です。「生物学」というかっちりとしたものではなく、運動はいいこと?とか、エイズとは?とか、利根川進さんについて!とか、割と読みやすい内容です。

英語の力をつけたいという方というよりは、英語で生物学はどのように書かれているのかを知りたい方の「読み物」として推薦します。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

英語で学ぶ生物学 [ 渡邉純子(科学作家) ]
価格:2376円(税込、送料無料) (2018/8/15時点)


 

 

ちなみに、知らなかったけれど、この本の続編もあるそうです。

ぼちぼち購入してみようと思います。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

英語で学ぶ生物学(続) 生物科学の新しい挑戦 [ 渡辺和男 ]
価格:2376円(税込、送料無料) (2018/8/15時点)


 

 

 

【生物おすすめ問題集3】生物の良問問題集

中級レベルの問題集がほしい!と思っている方にお勧めなのが、この問題集!

f:id:studyat:20180815151113j:plain

↑そういえば、おすすめレビューに載せている写真(本)は全て私物です笑。

 

[良い点:入試レベルの定番問題を一通り網羅できる]

・問題の前に単元のまとめページが見開き1ページあり。

・生物基礎と生物の両方がまとまっている。

・難易度はセミナー程度。中級以上のレベルの方には十分対応できる。

・解答解説が詳しい。(別冊になっている)

・高度な内容も掲載されている。(キメラマウス、ライオニゼーションなど)

 

[物足りない点]

・網羅性に優れすぎている(どれも単発で終わり、体系的な学習が困難)

・問題レベルの幅が大きい(これは解けるけど、これは全く分からないなどの状況に陥る)

・学校でセミナーを使っているようであれば、特に取り組む必要がない。

 

問題は207ページで、解答は160ページというなかなかのボリューム。

使い方は様々ですが、問題集を使った勉強に慣れない方が一人で勉強するには敷居が高い一冊です。

ただし、問題の網羅性や難易度は入試レベルにステップアップするのに良い問題集です。難関大学などの対策にはこれでは中々難しいですが、中堅国公立大学の対策くらいには良いかと思います。

教員の方が各分野の問題を調べるのにも適しているように感じます。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

生物の良問問題集 [生物基礎・生物] (良問問題集) [ 伊藤和修 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2018/8/15時点)


 

【生物おすすめ問題集2】生物基本徹底48

 生物や生物基礎で記述試験を控える受験生のうち、「市販の問題集が少し難しい」と思っている方にお勧めです。

基本的な用語や、入試で問われやすい「定番問題」がある程度載っています。生物上級者もいったん難しい勉強をやめて、息抜きにページをめくると意外に自分の弱点が分かったりします。

f:id:studyat:20180815145922j:plain

[良い点:入試レベルに挑む前の基礎固めにはうってつけである。]

・各テーマ4ページに収まっている。(ページ構成のイメージは、1ページ目に用語穴埋め、2ページ目に定期試験レベルの簡単な一問一答問題、3~4ページ目に入試問題)

・一問のボリュームが小さいため反復学習に適している。

・基礎基本を復習するのに適している。

・「生物」と書いておきながら、「生物基礎」の「体内環境」も掲載されている。(体液・免疫・肝腎・尿生成・自律神経ホルモン・血糖体温調節)

 

[足りない点]

・解答解説が淡白である。(もっと詳しく書いてほしい!という人には不向き)

・完全な問題集なので、要点のまとめのような記事に期待できない。

・ある程度生物で得点できる人は簡単すぎる。

 

ページは問題で200ページ。解答で32ページ。このボリュームで生物基礎と生物ができるのであればお得ではあります。入試レベルの前に、基礎固め・確認したい!と強く願う方には良いと思います。

 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

生物基本徹底48 (駿台受験シリーズ) [ 大森徹 ]
価格:1242円(税込、送料無料) (2018/8/15時点)


 

 

講習のテキストについて

現在、すたでぃあっとの「講習」ページでは、生物基礎のセンター対策向けにテキストを無料ダウンロードできるようにしています。

教諭時代、当時の受験生から評判の良かった内容を更に練り直して再編しています。

(このテキストと模試で力をつけた生徒はセンターで満点を取っていきました。ちなみにテキストは8割得点を目標にしています。)

 

お勧めの使い方は、とにかく問題の文章を読み込むことです。問題が解ける解けないは入試本番だけで良いです。文章全てを理解し、自分で説明できるかにこだわりましょう。

 

さてさて、テキスト作成について。特に苦労しているのは図と問題。図はお手製です。問題も教諭時代の頭が邪魔をしてベタなモノしかまだ書けないんだな。どこかで見たような問題もあるかもしれないけれど、凝り固まってしまった頭の弊害ですね。基礎は大事なんだけど、ベタベタすぎるのは皆さんも学校で勉強しているだろうし、早く脱却してより良いものを目指しますね。

 

そんな中、本日公開したテキストの「演習問題9」はなかなかの力作。

新傾向になるのかなあ。知識にとらわれないように作ったつもりです。是非是非トライしてみてください。(なぜ板尾くんなのか、なぜ石谷先生なのか。考えてみるのも良いですね。どうでもいいことですけど笑)

 

もう一つ。

このサイトは全国の様々な方にご覧いただきたいと思います。このサイトが気に入った方は、どんどん広めていってほしいです。。。

また、「これは何ですか、こうしたらいいんじゃないの、頑張れ!」など質問・意見・応援メッセージなどがあると私も更に成長できるかと思います。ぼちぼち「問い合わせ箱」なるものを作ろうと思います。できたらアナウンスします!

 

以上、宣伝でした。

 

リアカー無きK村

【リアカー無きK村、動力、借りようとするもくれない馬力】

 

高校化学を勉強した方なら聞いたことのある呪文ですね笑

いわゆる炎色反応を示す金属の名前とその色についてゴロで表現したものです。

こんなもの覚えたって何にもならない、と思ったあなたは正解。ほとんどの人には役に立たない知識です‼笑

 

知識としては役に立たないのかもしれないけれど、炎色反応は身近にあるんですね。

先日、花火大会に行ってまいりました。まともに花火大会に足を運んだのは4,5年ぶりでしょうか。

f:id:studyat:20180812113716j:plain

花火が始まる前。夕日がきれいです。この日は程よく風も吹いていて、花火を見るには良い天候!

 

f:id:studyat:20180812114134j:plain

f:id:studyat:20180812115614j:plain

f:id:studyat:20180812114249j:plain

ご覧ください!きれいな花火を!!

これが炎色反応。ベタですが、これ意外に知らない人もいるんだよ。

 

---------------------------------------------------------------------------------------

炎色反応なんて、試験にパスするための知識に過ぎなくて、ほとんどの人にとって将来何の役にもたたない!と書きました。まあでも発想の転換。これを逆手にとりましょう。

例えば、愛しの彼女とデートに行ったとして、

彼女「わぁ、きれいな花火!」

あなた「これはね、炎色反応というんだ。あ、あの黄色いのはナトリウムだよ。うおおー!すごい、すごいぞ!今度はストロンチウムだ!あの緑は銅かな?君は何の金属の色が好きなんだい?」

彼女「・・・。」

炎色反応マニア「おや、君、金属の炎色反応を知っているのかい?私は地元じゃ負け知らず、炎色反応マニアだ。私はこの炎色反応を見続けてもう50年になるよ。君の炎色反応に対する情熱を聞かせてもらったよ。このような色のことを私は線スペクトルと呼んでいてね。線スペクトルとは、、、うんぬんかんぬん」

あなた「うおおおーー!」

 

このように、花火大会が盛り上がること間違いありません。

 

 

これはわかりやすい!↓↓

花火の色のひみつ|キヤノンサイエンスラボ・キッズ

 

世間では食レポが流行っているらしいね

朝のニュースを見ました。

最近の人たちは自分たちで「食レポ」をして動画をSNSなどにアップしているらしいです。ちょっと前まではインスタとかツイッターとかで写真がメインだったのに、今や動画で詳細を語るようになってきているようです。

私も高校生・大学生の時などに、お遊びでそのまねごとをやってみんなで盛り上がったこともありましたが(笑)、実際あれ難しいんだよね。

「うまい!」とか「いい香り!」ぐらいしか思い浮かばない。

 

--------------------------------------------------------------------------------------

先日、出張で浜松に行ったときです。たまたま見つけたR&Rというラーメン屋さんに行きました。店内がこれがまた非常にオシャレです。雰囲気いいですよ。

券売機で券を買い、席に座り、道産子ソウルフードラーメン。さっそく注文しました↓

 

f:id:studyat:20180808201442j:plain

おいしそうでしょ?こう見えて意外に量があります。牛・豚・鳥の3種類のチャーシューが入っております。個人的には豚が美味しい。やっぱりチャーシューは豚ですね。スープは見た目の通りさっぱりとした後味です。ただ、少し塩分強めなんだよね。そこが惜しい。。。

しかし幸い、この猛暑(気温35℃なんて当たり前です)。汗をかき、塩分を欲していた私にとっては最高のごちそうとなりました。

サイドメニューの牛すじカレーっていうのもあるんだけれど、あれもおいしそうだったな。チーズも乗ってて、仕上げにバーナーで焼いていた。

 

食べたいなぁ、また行こう。

 

若者に負けないように頑張って書いた食レポ?に感銘を受けた方、是非行ってみて。

Soul Noodles THE R&R

https://tabelog.com/shizuoka/A2202/A220201/22031544/

近藤善文展に行ってきた

少し前の話ですが、近藤善文展に行ってまいりました。

近藤善文さんは「耳をすませば」の監督でご存知の方が多いのではないでしょうか。

他にも「火垂るの墓」のキャラクターデザイン・作画や「魔女の宅急便」の作画監督もされています。

 

久々に美術館へ行ったのでテンションが上がりましたね。

f:id:studyat:20180805232729j:plain

写真撮影OKのコーナーにて。見よ、この少年のような輝いている顔!

 

今のご時世、様々な描画ソフトが出てきていますよね。絵は人並みに描ける人でもこのソフトには到底かなわない、というぐらい上手な絵が描けるそうです。絵を描く、というような職業も肩身が狭くなっているのでしょうか。

でもどうなのでしょうね。実際に美術館に足を運んで、原画・設定資料・苦労したあれこれ、、、何かを見ていると、やっぱり絵を描く人間は必要だなと確信します。

 

ここで知ったのですが、近藤さんは47歳という短い生涯の中で、個人作品を殆ど出していないとのこと。唯一?の個人作品も展示してありました。日常生活を暖かく描写していて、人柄がわかるようです。良かったですよ!

 

-------------------------------------------------------

人間はきっと「勝負できるもの」というものを必ず持っていると思うのです。(自分も持っていると信じたい笑)

大切なのは、きちんと勝負に持ち込めるかどうか(チャンスを自分でつかめるか)じゃないかなあと思います。そのためには、常にアピール。自分を、情報を、発信することじゃないですかね。

次回以降のブログでも書きたいのですが、「考えているだけ」は非常にもったいない。

その考えを如何に行動へ移すかが大事だと思います。

 

・・・なんて偉そうなことを内に秘めながら、近藤さんの作品を拝見させていただきました。

近藤善文展は2018年9月9日まで、浜松美術館にて行われています。

www.ghibli.jp

もし、息抜きしたい方がいればお勧めです。

 

f:id:studyat:20180805234641j:plain